福井県

美浜町

アイノカミ(丹生) ~数々の磨崖仏は海の神か【美浜町】

福井県美浜町丹生にいくつかの石仏や磨崖仏が点在している。この磨崖仏は「アイの神」と呼ばれるものといわれ、村によって田の神だったり海の神だったりする。わかさ美浜町誌を見ながらこの磨崖仏についてみていきます。
越前町

蝉丸の墓となぜここにあるのか言い伝え【福井県越前町宮崎地区】

福井県越前町旧宮崎村の陶の谷野地区。平安時代の歌人蝉丸の墓がなぜここにあるのか由緒と伝説、現地の様子を見ていく。3つある五輪塔の謎や土饅頭のような埋葬されたという跡。
高浜町

犬見鉱山軌道(鉄道)廃線跡の現在【福井県高浜町・おおい町】

犬見軌道は鉱山鉄道として若狭和田駅から延びていた路線で、一時期は人の運送もしていたという。昭和52年に廃止された廃線跡に遺構が残っているのか、2023年時点の様子を見ていく。
南越前町

首切り谷の名の由来 ~今庄二ツ屋北陸道の一向一揆の名残【南越前町】

福井県南越前町今庄の二ツ屋のある谷の奥に「首切り谷」という禍々しい名前の場所がある。この名の由来や行き方、現地の様子を見ていく。天正三年の越前一向一揆や鉢伏山に関係する史跡でもある。
南越前町

二ツ屋(今庄)に遺る北陸道の名残 ~一里塚・宿場・関所など【南越前町】

木の芽峠以北に今庄の二ツ屋。往還一里塚跡・制札場跡・御前水問屋跡など歴史の面から、墓や日吉神社など集落跡の面も持つ。明治天皇碑もある。然しその道は2022年の大雨水害によって崩壊していた。
美浜町

彌美神社と二十八所神社 ~名前と信仰の歴史【福井県美浜町】

福井県美浜町宮代に彌美(弥美)神社がある。読み方は「みみじんじゃ」。何でもご利益があるとされ「全ての願いが叶う神社」とも言われている。写真付きで境内や「ミミ」の名の由来、特殊神事にまつわる話などを見ていく。
美浜町

佐柿国吉城は登山か。合戦用難攻不落の山城の現在【福井県美浜町】

福井県美浜町。敦賀からの金ヶ崎の退き口や若狭武田の粟屋勝久、朝倉の戦でも知られ、連郭曲輪群や無数の石仏、当時の戦の痕跡なども見ることができる山城。所要時間を見ながら登山並みの道を行き、現在の様子を見る。
若狭町

石按比古比賣神社(大鳥羽)古の神と勧請し合う夫婦神【若狭町】

福井県若狭上中大鳥羽に石按比古比賣神社が鎮座している。小原の神と夫婦であったため、お互いに勧請し合った歴史がある。創建の由来や境内の歴史などを見ていく。趣のある社殿が見どころである。
若狭町

石按比古比賣神社(小原)の由緒と大蛇退治の伝説【若狭町】

福井県若狭上中小原に岩倉大明神が祀られている。歴史由緒を調べると創建はかなり古い。さらに大蛇退治の伝説もあり、王の舞と獅子舞の祭りによって語り継がれている。鳥羽村最古の神社として式内にもなっている。
敦賀市

桜舞う岡山嶺南忠霊場 ~祟りの言い伝えから陸軍墓地へ【敦賀市】

福井県敦賀市に岡山公園という場所がある。桜の穴場名所でもある。古墳であるとも言われ、ここに生える木は切手はならないと言われており、狐の化かしの伝説もある。後に陸軍墓地となり、現在は忠霊場になっている。
高浜町

安土山公園と屍人が岳 ~若狭の姥捨て山伝説から桜咲く現代の姿まで【高浜町】

福井県高浜町和田地区の海側の安土山は、春には県内屈指の桜の名所となる。そんな山には姥捨て山の伝説が伝わっている。その話は県内に伝わる物とは違う、悲しみに満ちた姥捨て山の話。地元の方からこの安土山とはどんな存在なのか話も聞く。
おおい町

本郷の経塚はどこ行った?桜の名所船岡丸山の伝承【おおい町】

福井県おおい町本郷。ここに丸山公園という桜の名所がある。かつては船岡と呼ばれていた山。今回その桜と共に見ていくのが、経塚の言い伝え。さらに船岡に関する伝承も見ていく。
敦賀市

【敦賀市桜の名所】金ヶ崎宮の山に桜雲立ち込める ~ライトアップの夜桜や雪の桜も

福井県敦賀市の金ヶ崎宮は花換まつりで有名な桜の名所。昼には桜雲、夜には社殿と桜が共にライトアップ。さらに冬にも真っ白な雪が枝に積もり、桜を思わせる雪の桜が咲く。金ヶ崎の桜の歴史も解く。
あわら市

京福電気鉄道の福井県廃線跡 金津駅・境界杭【あわら市編】

福井県あわら市(金津)に京福電鉄永平寺線(永平寺口~金津駅)の廃線跡が残る。今でもその遺構を見ることができます。さらにこのあわら市の遺構の中には京福電鉄の社標入りの石杭まで存在する。
坂井市

京福電鉄永平寺線廃線 ~丸岡町内・土台・駅跡【坂井市編】

福井県坂井市(丸岡町)内に現存する、えちぜん鉄道の前身京福電気鉄道永平寺線廃線跡の今をたどる。丸岡口駅のバスターミナルは線路のデザイン、西瓜屋駅や乗兼駅、橋の土台や盛土跡、カーブが残る。竹田川や田島川の土台は顕著に残る。県道17号線を進む。
越前市

池ノ上の弥平蛇池伝説と今も残る遺産 ~禅明院跡・龍の牙・小西家【越前市】

福井県越前市神山地区池の上に夜叉が池の龍神伝説に関わる話「弥平蛇池」の大蛇伝説がある。今もこの伝説の舞台や遺物が現存している。蛇池は現地にあり、遺物「龍の牙」は武生に。小西家跡ははっきりと残り、龍の牙を元所有していた禅明院跡もある。