2024年も更新。
福井県には「福井市足羽川」や「勝山市弁天桜」、「敦賀市金ヶ崎宮」など桜の名所が多くあります。
この記事では、そんな名所の花見スポットの他に、地域の知る人ぞ知る穴場の桜名所も紹介していきます。穴場であれば、混雑回避・密集を避けることもできます。
アクセスや大体の開花時期見頃などは、私が訪問した日付で紹介します。
年によって違うと思うので、毎年他の情報媒体でも確認してください。
最初は地域に偏りがありますが、これからも訪問するたびに、さらに更新して増やしていきます。訪問レポートが多くなってしまった所は、個別のページもありますので、そちらで詳しく見ていただければと思います。
※注意------
本記事の情報は福井県内の桜の名所を過去の分まで総まとめにしたものです。なので、開花や満開の季節などの情報というよりは、「こんな場所がある」という場所の紹介になります。
敦賀市
金ヶ崎宮
花換祭りで有名な金ヶ崎宮。
祭りだけでなく、桜もとてもきれいです。下から見る桜雲も良し、夜の提灯ライトアップの時に訪れるもよし。様々な楽しみ方ができる金ヶ崎の桜。
詳細記事は別にあります。
氣比神宮
写真は2022年4月10日。
氣比神宮の日本三大鳥居の前の両脇に桜があります。きれいな朱色の鳥居と可愛らしい狛犬と一緒に写真を撮られてはいかがでしょうか。
ちなみに境内にも多くの桜が咲いています。
JR敦賀駅から徒歩14分。
駐車場は裏から入れます。
岡山嶺南忠霊場
訪問は2022年4月10日。
嶺南忠霊場となっているこの岡山には桜が多く植えられており、まさに忠霊場に相応しい姿となっています。「花見」とは少し違いますが、桜の舞う中にお参りに行くのはいかがでしょうか。
その他写真や基本情報など載せた詳しい記事があります↓
柴田氏庭園入口
撮影は2023年4月1日前後。
豪農柴田権右衛門の屋敷、柴田氏庭園。入口には桜が連なり、県道225選を挟んで小さな菜の花畑がありました。春の花の共演の素晴らしさと、庭園らしい大松の重さが良い味を出しています。菜の花畑は毎年あるのかは不明です。県道を走る車からも見ることができるでしょう。
敦賀駅からバスに乗り換え市野々バス停下車すぐ。
駐車場は柴田氏庭園側にあり。
敦賀さくらの里の丘南にある謎の公園
撮影は2023年4月1日前後。
敦賀さくらの里の丘南に丘と工業地帯に挟まれた場所に謎の公園があります。敦賀市総合運動公園の南東部に位置します。それなりに広い場所で長椅子などもあり休憩所には最適です。桜の並木は木の歩道沿いに植えられており、背が低く普通に歩いていても桜の枝がかかるほどです。そんな中に出来る小さな桜のトンネルは、まさに穴場。
敦賀ICから自動車で13分
駐車場無し
沓見庚申塚
撮影は2023年4月1日。
敦賀市総合運動公園近くの交差点角にあります。伝説の残る庚申塚の敷地内に桜の木が立ち並び美しい日本の風景を作り出しています。
個別記事があります。
沓見への川沿い
撮影は2023年4月1日前後。
沓見から流れる川沿いに桜並木が両岸交互に植えられています。位置的には沓見と総合運動公園の間付近です。花吹雪もあり広大な田園に桜の並木は少ないながらも目立ちます。田園のど真ん中で桜並木の散歩も乙なものです。ちなみにここからの野坂山眺望はまさに敦賀富士にふさわしいものです。
農道につき自動車ではアクセス不可。
笙の川(中央橋~三島橋)
撮影は2023年4月1日。
笙の川の中央橋から三島橋までの片岸270mの桜並木。歩道もあり桜をたのしみながらの散歩にも適しています。
敦賀駅から徒歩18分。
敦賀ICから6分。
駐車場無し。
小浜市
常高寺
撮影は2023年3月25日前後。
浅井三姉妹のうち常光院の墓がある常高寺。山麓に建っているこの寺には桜が咲き、山門のわきや坂道に沿っての数本の並木があります。常光院の墓と共に訪れてみるのも良いかもしれません。
小浜駅から徒歩22分。
駐車場有。
小浜公園
撮影は2023年3月25日前後。
小浜の古い町並みが残るあたりの海側に小浜公園はあります。公園には何本もの桜が植えられており、春には桜で埋まります。温かい陽気に人々の遊ぶ声が聞こえます。椿の花も残っており、桜との共演が楽しめるかもしれません。
小浜駅から徒歩18分
駐車場あり
勝山市
勝山の桜の開花、見頃は大体4月上旬~4月中旬でしょうか。
九頭竜川堤の弁天桜
福井県勝山市市街地付近の九頭竜川の堤防に1.5kmほどの桜並木があります。これが弁天桜です。
勝山市内のみならず、県内外にも有名です。
勝山市街地にも近く、勝山駅にも近いので、アクセスのしやすさも人気の一つでしょう。毎年4月上旬~4月中旬には桜祭りもやっています。観光にも力を入れているので、人気があるのもうなずけます。
堤防は歩くこともできて、桜のトンネルとなっています。
弁天桜についてのレポートと、それだけでは他サイトさんの記事と変わらないので、弁天桜が生まれた起源など、歴史も探っていきました。↓
本町の大清水公園、花月楼のしだれ桜
勝山市市街地の本町に和の歴史を感じる町並みがあるエリアがあります。河原町です。
この河原町に花月楼という食事処があり、その花月楼付近が桜が多く咲いています。
特にここのメインは花月楼のしだれ桜で、大清水公園の水路と併せて見ると、まるで京の都かというような風景があります。
この他にも、花月楼前の河原町通り、花月楼横の広場の桜など一帯に桜が咲いているので、花見スポットとして魅力があります。
また弁天桜とも近いので、併せて見てもいいかもしれません。
詳しいレポートやアクセス駐車場などは別記事で書きました。
長山公園
勝山市長山町にある公園に桜が多く咲いています。
こちらは、弁天桜に次いで勝山市で有名な桜のスポットになっていると思います。
ここは、市民の遊園地にもなっていて、遊具やグラウンドもあります。
そこに多くの桜が植えられているので、ピクニックをしている方も多かったです。駐車場も充実しているので、訪問しやすいと思います。ただ少し道がわかりにくいです。詳しくは別記事に書きました。
また、この長山公園が桜の名所になって歴史や経緯なども合わせて書いたので、そちらも見ていただくと、この公園の桜の見え方も、深いものになるかもしれません。
郡・滝波町の暮見川沿い
勝山市村岡町郡と滝波町を貫く暮見川があります。
この郡と滝波町付近の川沿いに、見事な桜並木があります。
親子で写真撮っている方もいました。地域の人の花見スポットとなっています。
桜並木の長さは、県道261~県道17にかけてのおよそ800メートルくらいの桜並木です。
私が写真を撮っていた橋は「滝波桜橋」という名前もついています。
桜の名所としての印でしょう。ここが一番花見をするのに最適な場所だと思います。川下川上どちらも桜が満開でした。
ちょうど満開~散り始めだったので、満開+桜吹雪というすばらしい場面に出会えました。
桜並木沿いに道路があるので、歩いてもドライブでも楽しめますね。
開花時期や見頃は年によって違いますが、参考までに私が訪問したのは「4月3日」です。
今年は早咲きだったということですので、例年はもう少し後だと思います。
アクセスは、県道261号線からだと郡町交差点を南へ。すぐに右の川沿いの道へ行くと暮見川沿いの桜並木の下を走れます。
駐車場はありません。地域の人の迷惑にならないように気を付けましょう。
滝波町の滝波川沿い
勝山市滝波町西側に流れる滝波川に、桜が多く咲いています。
滝波川と言えば、本サイトでも紹介した「滝波のお面さん祭り」のお面様が流れてきた川です。そんな川の両側に、滝波町のエリアに桜並木があります。
桜並木の全長はおよそ800メートルでしょうか。桜の真下を通る道は車も行けるようになっており、バイク乗りも来られてました。
その中でも、個人的に最も良かったスポットがここ↓
滝波川に架かる、国道416号線の滝波新橋から川下へ向いたときの風景。滝波川と桜並木、そして向こうに架かっている橋は「昭和橋」。
まさに昔ながらの橋。これがいい。
しかも桜吹雪。
開花時期、見頃など参考までに、撮影は「4月3日」。
アクセスは、滝波川に架かる国道416号線の「滝波橋」。
県道17号線から行くと、滝波川東岸を桜並木沿いに走ることができます。
駐車場はないです。
村岡町黒原、段丘沿い
勝山市村岡町黒原の西側の段丘の縁に桜の並木があります。
ここは名もなき桜並木ですが、段丘の上に壮大な桜並木は圧巻です。
全長730メートルほど。
段丘面がカーブしていて、それに沿って囲みこむように形成されています。湾曲した段丘に沿って見事に咲き誇る桜は見ごたえありますよ。
ちなみにこの段丘に上がる道もあるので、そこから上がって桜の下を歩くこともできます。結構奥まで続いていて坂続きでもあるので、見ごたえありです。
段丘の高さが結構あるので桜並木を見るのは、下から見るか横から見るか。
どちらも「ヨシ」。
向こう側には、次項目で紹介する「市姫桜」も見えます。
この場所には花見をしている人は一人もいませんでした。自分一人で満喫できました。コロナ禍の現代においてこのような穴場での花見は最適かもしれません。
ただこれだけ素晴らしい桜なのに人がいないのはもったいない気はしますね。
開花時期・見頃の参考までに撮影時は「4月3日」です。
アクセスは、永平寺方面(国道416号線)・大野方面(県道261号線)からだと滝波長山線(大通り)を滝波町交差点で北へ。その道(国道416号線)を進めば、滝波川を渡る手前の右手にあります。
駐車場はありません。桜並木沿いの道は狭いので注意です。
荒土町布市の「市姫桜」
勝山市荒土町布市区の東側に「市姫桜」と称する桜並木があります。
全長およそ700メートルの桜並木のほぼ一直線の桜並木で、桜並木沿いの道もあるので花見をすることもできます。
布市側から見るのもいいですが、反対側から見るのも桜の壁ができているようで見ごたえがあります。
詳しいレポートや情報は別記事で書きました。
荒土町細野・細野口皿川沿い
勝山市の細野地域内を流れる皿川という川があります。この川沿いにはだいたい1kmくらいにおよぶ桜並木があります。
特に「高畑橋」辺りは、桜並木沿いに道があり、他の5人ほどもここで花見をしていました。おそらくこの高畑橋付近がメインの花見スポットになっています。
桜並木を少し行くと、「櫻橋」もありここからの眺めも良いです。
詳しいレポートや情報は別記事で書きました。
越前市
富士見が丘・大塩谷川沿い
撮影は2023年4月2日。
閑静な住宅地の富士見が丘を貫く大塩谷川に340m程桜並木が植えられており満開の桜が咲いていました。提灯までぶら下げられており地区主体で華やかな演出がなされているようです。
王子保駅から徒歩14分。
駐車場無し。
南越前町
杣山神社
撮影は2023年4月2日。
南北朝時代の杣山城遺跡の一角にある杣山神社。春にはその神社の前や参道に桜が咲きます。
杣山神社の詳細は別記事にあります。
鋳物師
撮影は2023年4月2日。
ちょうど桜が満開からの桜吹雪の吹く時期でした。日野川へそそぐ川沿い両岸に560mほど桜並木があり、私以外にも桜を見に来ている人がいるほどです。
詳しくはアクセスなど個別記事にあります。
脇本清水川
撮影は2023年4月2日。
脇本集落を流れる清水川。国道365号線近くにある嶋橋近くに90mほどの桜並木があります。両岸にあり、歩道もあるので近場の花見場所として人々を魅了していることでしょう。
武生ICから13分。今庄ICから9分。
駐車場無し。
日野川(南条~湯尾)
撮影は2023年4月2日。
南条駅近くの日野川堤防、総延長距離1.74kmと湯尾駅近くの日野川堤防、所々途切れてはいるものの、総延長距離2kmの桜並木が飾ります。
個別記事があります。アクセスなどもそちらに書いてあります。
長沢
撮影は2023年4月2日。
長沢の宅良川沿いに全長1.4km道沿いに途切れ途切れではありますが穴場の桜のスポットでしょう。平地もあり桜の下で花見をしていらっしゃる方もいました。
詳しくは個別記事で。この周辺には伝説も伝わっているのでそれと共に取り上げています。
古木
撮影は2023年4月2日。
古木を通る国道476号線と宅良川の間に全長420mほどの桜並木が続きます。途中橋があり橋から眺めるのも良し、道沿いに桜の下を走るのも良し。交通量は少ないですが一応国道なので車の往来には注意。
自動車で今庄ICから8分。
駐車場無し。
高浜町
城山公園
明鏡洞、天王山、若狭高浜城の揃う若狭高浜の観光地です。夏には海水浴で賑わうこの地は、春には桜の名所となります。
特に、桜の広場や海に飛び出た桜などが見所です。
詳細記事があります。2部に分けています。見所が多いのです。
和田海岸・はまなすBBQパーク
若狭富士とも謳われる青葉山。
国際認証を受ける和田海岸。
そして桜並木。
地元の人おすすめの桜の名所です。こんな三銃士がそろうのはここしかないです。
詳細記事あります。
馬居寺
馬居寺は聖徳太子創建と伝わる、福井県で最も古いお寺とされている寺です。
その創建伝説には聖徳太子の愛馬黒駒が出てくるほど。
そんな馬居寺さんには、山桜が咲いており、お堂と共に見ると心落ち着きます。
詳細記事あります。伝説や由緒も細かく書いています。
馬居寺に伝わる聖徳太子・愛馬黒駒伝説と秘話 ~福井県最古の寺【高浜町】
安土山公園
写真は2022年4月9日。
和田地区にある安土山は、桜の時期になると町からでもわかるほど桜が咲きます。特に安土山公園は、写真の通り桜のトンネルと化します。さらにもう少し上の安らぎ公園も桜が植えられています。
基本情報や伝説を調べた記事があります。
おおい町
丸山公園
おおい町の若狭本郷駅すぐ近くにある丸山公園が桜の名所となっています。
かつては船岡などと呼ばれてもいた場所で、歴史もかなり深い場所です。
詳細記事があります。↓
まだまだある福井の桜
福井県内には、有名な桜の名所も穴場の桜の名所も、まだまだたくさんあると思います。
これからも、知らない桜の名所を見つけて行って、どんどんこの記事に追加していきたいと思いますので、参考にしていただければと思います。
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