伝承・伝説

若狭町

石按比古比賣神社(大鳥羽)古の神と勧請し合う夫婦神【若狭町】

福井県若狭上中大鳥羽に石按比古比賣神社が鎮座している。小原の神と夫婦であったため、お互いに勧請し合った歴史がある。創建の由来や境内の歴史などを見ていく。趣のある社殿が見どころである。
若狭町

石按比古比賣神社(小原)の由緒と大蛇退治の伝説【若狭町】

福井県若狭上中小原に岩倉大明神が祀られている。歴史由緒を調べると創建はかなり古い。さらに大蛇退治の伝説もあり、王の舞と獅子舞の祭りによって語り継がれている。鳥羽村最古の神社として式内にもなっている。
敦賀市

桜舞う岡山嶺南忠霊場 ~祟りの言い伝えから陸軍墓地へ【敦賀市】

福井県敦賀市に岡山公園という場所がある。桜の穴場名所でもある。古墳であるとも言われ、ここに生える木は切手はならないと言われており、狐の化かしの伝説もある。後に陸軍墓地となり、現在は忠霊場になっている。
高浜町

安土山公園と屍人が岳 ~若狭の姥捨て山伝説から桜咲く現代の姿まで【高浜町】

福井県高浜町和田地区の海側の安土山は、春には県内屈指の桜の名所となる。そんな山には姥捨て山の伝説が伝わっている。その話は県内に伝わる物とは違う、悲しみに満ちた姥捨て山の話。地元の方からこの安土山とはどんな存在なのか話も聞く。
おおい町

本郷の経塚はどこ行った?桜の名所船岡丸山の伝承【おおい町】

福井県おおい町本郷。ここに丸山公園という桜の名所がある。かつては船岡と呼ばれていた山。今回その桜と共に見ていくのが、経塚の言い伝え。さらに船岡に関する伝承も見ていく。
越前市

池ノ上の弥平蛇池伝説と今も残る遺産 ~禅明院跡・龍の牙・小西家【越前市】

福井県越前市神山地区池の上に夜叉が池の龍神伝説に関わる話「弥平蛇池」の大蛇伝説がある。今もこの伝説の舞台や遺物が現存している。蛇池は現地にあり、遺物「龍の牙」は武生に。小西家跡ははっきりと残り、龍の牙を元所有していた禅明院跡もある。
あわら市

七ツ塚の祟り。金津稲荷山に伝わる伝説の真意【あわら市】

福井県あわら市旧金津町に稲荷山という土地があった。そこには七ツ塚と呼ばれる塚があり、そこを掘ると精神に異常をきたすという言い伝えがある。今回その現地と伝説の真意についてみていく。
越前町

小曽原西ノ宮の怪異。幽霊や狐の巣窟は今どこに【越前町宮崎地区】

福井県越前町旧宮崎村小曽原の小字に「西宮」という場所がある。越前陶芸村の辺りにあるといい、狐にだまされた話や気味の悪い怪異の昔話や言い伝えが伝わる曰く付きの場所。どこにあるのか現地の調査も兼ねる。
小浜市

亀が淵の言い伝え ~中名田の名瀑奇岩と聖なる深淵【小浜市】

福井県小浜市中名田地区の一番奥に亀が淵という名所がある。福井の一度は見ておきたい滝である。名前の由来とされる奇岩が散乱し、山奥の谷から流れ出る自然の風景。伝説では龍王の聖地ともいわれる。
越前町

陶の谷の死人坂に伝わる妖怪河童伝説と地蔵【越前町宮崎村】

福井県越前町旧宮崎村陶の谷、長岡グラウンドの近くに坂がある。この坂は「しんじんざか」と言われ、近くにはサンマイがあり、さらに河童に襲われるという話があるなど、かなり曰く付きの坂とされている。
若狭町

安倍晴明が悪鬼を鎮めるために彫ったという地蔵菩薩【若狭町】

福井県若狭上中にある山内・南共同墓地に安倍晴明作の地蔵があるという。なぜここにあるのかの言い伝えと共に、非常にわかりにくい所にあったためどこにあるのかをここで記録する。
越前町

織田のせいがい地蔵(木の末地蔵尊)の伝説【越前町】

福井県丹生郡越前町細野の萩野小学校下にある地蔵堂について見ていく。木の末地蔵といい、滋賀県長浜木の本の地蔵院の兄弟分だという伝説がある。古くから信仰されている。アクセス、バスなど記載。
あわら市

妖怪赤猫の昔話「馬面のばば」の聖地を巡る【福井県あわら市】

福井県あわら市旧金津町八日に「馬面(ばべん)のばば」という赤猫伝説がある。その民話を見ながら聖地を巡り、赤猫が祀られていたという神社跡や事件が起こった現地の今を紹介する。
敦賀市

西福寺の仙人岩伝説 ~天狗と囲碁をさした和尚【敦賀市】

福井県敦賀市の古刹西福寺。観光名所としても有名な大きな寺だが、ここの裏山に岩がある。ここの和尚が、天狗(または大入道)と囲碁をさした場所であるという。山中には大岩がいくつか見える。
季節もの・特集・まとめ

幻の謡曲「恋松原」の悲哀伝説巡り ~浦見坂・恋の松原・椎橋~

福井県美浜町に恋の松原という場所がある。幻の謡曲「恋松原」の舞台とされ、若狭町を跨ぎ周辺に浦見坂(浦見川)や宇波西神社前の椎橋という場所が聖地である。雪降る日に恋松原の悲劇を巡る、聖地巡礼の旅に出る。
若狭町

浦見川と行方久兵衛 ~枡形の逸話に難工事の歴史【若狭町】

福井県三方上中郡若狭町気山と美浜にある浦見運河。水月湖と久々子湖を繋ぎ観光地の一部で、数え歌や歴史逸話も伝わる名所。誰が作ったのかというと行方(読み方は「なめかた」)久兵衛という奉行が作った湖の水量調整のための水路である。