歴史

勝山市

長山公園の桜と、桜の名所になった歴史【勝山市】

桜の花見名所として、勝山市内のみならず福井県の中でも有名である。今回は長山公園がいかにして桜の名所になったかの歴史、長山公園の桜のはじまりを少し見て行こうと思う。長山公園と弁天桜が有名だが、桜の一大事業が始まったのがこの二つの地だったのだ。遊具あり、ピクニックなどを楽しむ家族、夫婦、親子で賑わっていた。見頃は4月上旬。
福井市

足羽山山頂の継体天皇像はどこを向いているのか【福井市】

足羽山山頂は福井市自然史博物館のあるところです。治水と笏谷石の採石の徳で建立された。石像の向きはどこを見ているのか。なぜか広場とは逆の方向を向いている。継体天皇は三国とも縁が深い。偉蹟記念碑は御石像の右側にあり、松平春嶽篆額である。そんな継体天皇像も昭和二十三年に福井大地震で倒壊、昭和二十七年修理・再建され今に至る。
勝山市

【名字】「多田氏」は、なぜ福井県奥越(大野郡)に多いのか

福井県奥越勝山市大野市に関する苗字について、多田という名字と地域との関係を言い伝えと共にルーツも調べた。永平寺町、大野市、勝山市でこれだけ「多田」という名字が多いのは何かあるはず。滝波のお面様に関わる人物に多田太次右衛門がいる。多田氏は満仲(源満仲)の子孫を家祖にすると大野郡誌にかかれている。先祖が由来か地名が由来か。
池田町

【池田町】なぜ志津原に「将軍足利尊氏の墓」があるのか謎を探る

福井県池田町上池田地区志津原に歴史的有名人物である「足利尊氏」の墓の五輪塔二基があるということで紹介。第一に、足利尊氏の墓はどこにあるのか見つけること。第二に、なぜここに足利尊氏の墓があるのかの謎を解くこと。歴史や地域の言い伝えなどを調べ現地の方にも話を伺う。亀山城や白山神社の祭りなどの関係も。アクセスや駐車場も記載。
坂井市

三国町梶の貴船神社にある継体天皇の腰掛け石【坂井市】

福井県坂井市三国町継体天皇がこの地へ来た跡とされている。この三国の地になぜ腰掛け石があるのか、なぜここへ来たのかを調べます。母振姫の時代まで遡って継体天皇の出生、福井の治水まで見ていき、福井と継体天皇(日本書紀では男大迹王)と三国との関係を紐解きます。行き方などアクセス交通の基本情報も掲載します。
永平寺町

【永平寺町】松岡「芝原の鋳物師」の歴史と薬師神社

福井県永平寺町旧松岡町芝原の歴史は古く、鋳物師が存在していました。ぬえ退治や石川五右衛門の名まで出てくるほどです。起源や歴史、繁栄から衰退まで、この芝原で活躍した鋳物師という存在を追い求め、現地でもその名残りを見つけて行きます。またこの芝原鋳物師を偲ぶ場所である薬師神社にも訪れます。アクセスや最寄り駅なども記載。
敦賀市

【敦賀市】原にある横穴墳墓「善衆衣谷横穴墓」を探せ

ここで用いる「横穴」とは『敦賀郡誌』から。福井の文化財のホームページによると、あの山に「善衆衣谷横穴墓」なる横穴があるはず。めっちゃあやしい穴があるんです。この横穴は戦時中、防空壕として使われていたのです。B29焼夷弾空襲。この原集落から見る焼け野原はやはり、一度目の「敦賀大空襲」でしょう。敦賀市戦災復興史。
池田町

足羽川ダム建設地に沈む村たちを訪問【池田町】

福井県下池田地区には足羽川ダムの建設が進んでいく。下池田地区の大本、千代谷、小畑集落の最後をここに収めておきたいと思う。土地の歴史と伝承や神社跡から「確かにここにあった」という痕跡や名残だけでも見つけて行ければと思う。現地の現在の写真、金山や龍にまつわる伝説、八幡、春日、白山神社の氏神様、村の起こりなども見ていく。