名前(地名・人名)

敦賀市

久豆彌神社の由緒と御祭神~沓見の女神【敦賀市】

福井県敦賀市の沓見にある久豆彌神社。その漢字、読み方もさることながら、境内の見どころも多い。横穴群があり、歴史の古い沓見の神としての面がかなり強い。信露貴彦神社との関係と沓見を知る上での重要な神社を見ていく。
南越前町

帰山と鹿蒜一里塚~南今庄旧名「帰村」の由来とバス停に北陸道の名残【南越前町】

福井県南条郡南越前町南今庄はかつて北国街道、北陸道の主要街道が通っていた土地。2022年8月の豪雨ではいま被害を受け現在もその傷跡が残る。今は南今庄という名前だが、かつては「帰」という村だった。由来や南今庄に変わった経緯などを見ていくと共に、災害の様子も見ていく。
大野市

花山峠の由来と伝説「母子供養地蔵・狐」そして謎の石碑【大野市】

福井県大野市乾側牛ケ原の美濃街道に花山峠(坂戸峠)という場所がある。福井市との境界近くのトンネル内にその象徴として地蔵尊が祀られる。乳出しのご利益があるとして信仰されてきた。その由来は残酷な伝説から来ている。
勝山市

伊地知姓発祥「伊知地」畑ヶ塚と時能~古戦場に紫陽花咲く【勝山市】

福井県勝山市北郷に伊知地という地名がある。薩摩の苗字「伊地知」の由来の地という。南北朝時代の古戦場であり、畑時能の墓や古い石塔がある。近くにはアジサイが咲いていた。
美浜町

アイの木と一本松の伝承 ~彌美神社旧跡と出合いの地【美浜町】

福井県美浜町麻生の田園の中に謎の石柱と灯篭があります。かつて「アイの木」と呼ばれたこの地に伝わる一本松の伝承。 彌美神社と深い関わりがあり、相の木・愛の木・合いの木とも言われているこの地を見ていきます。 どこにあるのか 彌美神社の一ノ鳥居か...
高浜町

青海神社の歴史由緒と青郷 ~御祭神・伝説【福井県高浜町】

福井県高浜町青郷にある神社で祭神は椎根津彦命。さらに皇女飯豊青海皇ともされる。青海の読み方は「あおうみ」だが現在は「せいかい」とも呼ぶ。禊池は知られており、皇女が禊をした場所とも、青葉山の蛇が落ちたところともいわれる。
美浜町

彌美神社と二十八所神社 ~名前と信仰の歴史【福井県美浜町】

福井県美浜町宮代に彌美(弥美)神社がある。読み方は「みみじんじゃ」。何でもご利益があるとされ「全ての願いが叶う神社」とも言われている。写真付きで境内や「ミミ」の名の由来、特殊神事にまつわる話などを見ていく。
美浜町

佐柿国吉城は登山か。合戦用難攻不落の山城の現在【福井県美浜町】

福井県美浜町。敦賀からの金ヶ崎の退き口や若狭武田の粟屋勝久、朝倉の戦でも知られ、連郭曲輪群や無数の石仏、当時の戦の痕跡なども見ることができる山城。所要時間を見ながら登山並みの道を行き、現在の様子を見る。
高浜町

安土山公園と屍人が岳 ~若狭の姥捨て山伝説から桜咲く現代の姿まで【高浜町】

福井県高浜町和田地区の海側の安土山は、春には県内屈指の桜の名所となる。そんな山には姥捨て山の伝説が伝わっている。その話は県内に伝わる物とは違う、悲しみに満ちた姥捨て山の話。地元の方からこの安土山とはどんな存在なのか話も聞く。
小浜市

亀が淵の言い伝え ~中名田の名瀑奇岩と聖なる深淵【小浜市】

福井県小浜市中名田地区の一番奥に亀が淵という名所がある。福井の一度は見ておきたい滝である。名前の由来とされる奇岩が散乱し、山奥の谷から流れ出る自然の風景。伝説では龍王の聖地ともいわれる。
越前町

織田のせいがい地蔵(木の末地蔵尊)の伝説【越前町】

福井県丹生郡越前町細野の萩野小学校下にある地蔵堂について見ていく。木の末地蔵といい、滋賀県長浜木の本の地蔵院の兄弟分だという伝説がある。古くから信仰されている。アクセス、バスなど記載。
若狭町

若狭国造膳氏の墓?脇袋古墳群と膳部山のある王家の谷には何が眠っているのか

福井県若狭町上中脇袋に西塚古墳・上ノ塚古墳・中塚古墳・糠塚古墳が現存しているため聞き込みと調査を開始。膳臣が治めたとされ、膳斑鳩の古墳という説もある。膳部菩岐々美郎女の一族であり、聖徳太子と若狭地方の関係もささやかれる中、見過ごせない土地である。
大野市

荒島神社と山岳信仰 ~荒島岳仙人伝説と名前の由来【大野市】

福井県大野市佐開荒島岳は嵐間の別名からもわかる通り里人から畏れられてきた。山頂の祠に仏像、南無阿弥陀仏の石碑から信仰の歴史を物語る。物部氏と関りが深く、餐霧仙人が住んでいたともされる。
あわら市

千束一里塚(北国街道・北陸道)の由来や伝説【あわら市】

福井県あわら市花乃社に千束一里塚という一里塚がある。今も駐車場スペースがあり一休みできる。大木や石仏があり、面影を残す。千束とはなんなのか。その由来や馬面のばばという赤猫伝説も見ていく。
敦賀市

櫛川別宮神社の由緒祭神と大蛇が池の伝説【敦賀市】

福井県敦賀市櫛川に常宮と氣比神宮の別宮大明神がある。神社の御祭神や大蛇の伝説を紹介。大蛇伝説は人身御供の話で、かつては実際に特殊神事でそれを再現した御供祭りが行われていた。櫛川神明社とも言われた神社である。
若狭町

小野篁の墓と安楽寺 ~ゆかりの地と無悪の伝説【若狭町】

福井県若狭上中町無悪に閻魔の秘書小野篁の墓がある。なぜここにあるのかの伝説や言い伝え、流罪・嵯峨天皇・無悪善と地名の由来、念持仏の観音から紐解く。どこにあるのか、アクセスも記入。安楽寺境内の石造は古い物も多く、それらの記録や彼岸花も咲いていたので、現地の様子も記録。