今回は、勝山市本町の河原町にあるしだれ桜の花見スポットを紹介します。
和の歴史を感じる町並みがある勝山の本町。
その中に、花月楼という明治30年の建物で有形文化財となっている食事処があります。その周辺に美しい桜が咲いていて、花見スポットでもあるのです。
花月楼のしだれ桜と水路
花月楼近く湊橋付近より撮影です。
花月楼のわきには、一段下がった形で水路が流れています。なんかすごい観光地感があります。このあたりを「大清水公園」と称します。
この水路の奥には「大清水」があり、祠も祀られています。夏には明かり祭りなるものも行われます。
今や勝山の観光地としてPRされている、「大清水公園」。
その水路の道と組み合わせて、花月楼のしだれ桜を見ると・・・。これはもう、最高なわけです。
少し暗がりの水路と花月楼としだれ桜。この水路はしっかり整備されていました。歩道もありこの水路のわきを歩けます。
ここは、京かなって。
大清水公園の広場
上に上がって来ると、花月楼の横が広場になっていて、ここにも多くの桜が咲いています。
椅子もあるので花見はもちろん、地域の人の憩いの場としても、観光スポットとしても素晴らしい場所です。
勝山は寺も多いので、和の組み合わせがとても良い…。
桜の観光地として、他の地方にも負けない場所なのです。
あまり人もいないので、ここは穏やかな時間が流れています。ゆったりと花見をしたい方におすすめの場所です。
河原町沿いの桜
花月楼前の河原町通り沿いには、桜が植えられており、さらにこの通りは古い建物が立ち並んでいるので、この辺り一帯が、桜と和の観光スポットとなっています。
これにまた、明治建築の花月楼があるのですから、素敵な場所なのです。
花月楼周辺のまとめ
というわけで、花月楼周辺の桜の紹介でした。
弁天桜の方は2021年の今年でも、かなり多くの人がいましたが、この花月楼周辺には観光客っぽい方が2~3組程度しかいませんでした。
弁天桜とは目と鼻の先なので、今後はぜひこちらの花月楼周辺にも立ち寄っていただきたいです。
今のこのコロナ時代、あまり人が密集せず混雑を回避したいという方は、良い場所だと思います。町中なので、アクセスもいいですし、勝山の和の町を観光もできます。
今言った通りすぐ近くには「弁天桜」もあるので、併せて見たりもいいかもです。
基本情報
開花時期や見頃は年によって変わりますが、参考までに私が訪れたのは、「4月3日」です。このときはちょうど満開~散り始めという最高の時期でした。ただこの年は早咲きということだったので、平均はもう少し後かもしれません。訪問するときは事前に開花状況を調べてから行くようにお願いします。
すぐ近くの弁天桜の桜祭りが4月上旬から4月中旬なのでそれくらいでしょうか。
アクセスは、勝山駅をスタートして行くと、駅から一直線の道「元禄通り」を勝山郵便局と尊光寺の間の道を行けば河原町通りになるのでそこを行くと花月楼に着きます。
最寄り駅は、えちぜん鉄道勝山線勝山駅。駅から徒歩10分で着きます。その途中に弁天桜もあるので、併せて見ても良いと思います。
駐車場は、花月楼を利用する際は花月楼の駐車場で良いと思いますが、数台しか止められないので、ほかの候補としては、「勝山市役所駐車場」、本町通り沿い秋吉横の「まちなか駐車場」、が良いと思います。
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