永平寺町浄法寺地区栃原の一角に、タンタン清水という一風変わった名前の湧き水(名水)があります。
これに関する由緒について現地にも説明の石板がありますが、ここで紹介します。
この近くには、彼岸花の群生もあったので、併せて見て行こうと思います。
どこにあるのか、どんな場所か
福井県永平寺町の県道17号線を走っていると、上写真のような「P」の看板が見えます。その下に書いてある通り、ここがタンタン清水の場所です。
ここは鮎街道(県道17号線)沿いの栃原集落東にあり、すぐそこには北島鮎大橋があります。
タンタン清水(栃原の瓜割清水)
山の麓の岩肌からわき出ています。これはもう岩盤なのでしょうかね。
岩にはコケやシダが生え茂り、その苔からさらにいろんな植物が生えているようです。
水が豊かな象徴。きっと、ずっと湧き出ているのでしょう。
現地には説明の石板もありましたが、写真撮っていませんでした。
内容は…
この山「鷲が嶽」の上は畑時能の最期の戦いの地。その七合目からこのわき水が流れてきているそうで、「時能川」というそうです。それが岩の間を通って、ここに「タンタン」と優しく響き湧いてくるから昔からそういう愛称で呼ばれている。
というようなことが書かれていたと思います。
見ると、岩肌から流れてくるものと、パイプから流れてくるものがありますね。水を汲みやすいようにパイプを通したのでしょう。
彼岸花群生
さて、このタンタン清水から西へ徒歩1分もかからないところに彼岸花の群生があります。
ちょっとほかの植物が多いですが、彼岸花もそれなりに咲いています。
撮影日は2022年9月20日前後。
ただ、まだまだつぼみの花も多かったので、満開時はもっと密集する形になるかもしれません。
そうすればより様になりますね。
ただ、一部が住宅の私有地に接しているため、そちら側は触れないようにしましょう。
現地の方に迷惑をかけることだけは避けなければなりません。
アクセス
最寄り駅は、えちぜん鉄道勝山線越前野中駅から徒歩20分。
駐車場は休憩所でもある為ありますが、結構駐車スペースは狭いです。
彼岸花の一覧記事があります。
コメント
鮎街道にありましたねー。昔、耳をすました覚えがあります。しかし、タンタン?と思ってました。そう言えば、昨日越前市の白山地区の金華山にやはり、タンタン清水が有りました。昔の人が良く使った擬音語なのでしょうかね?昔の生活などを考えると面白いですよね。
越前市にもあるんですか。「タンタン」って何なのでしょうね。昔の庶民的には難しい言葉よりもそういった擬音で表すことが多かったのかもしれませんね。