敦賀のあじさいの名所として知られていた福井県敦賀市敦賀半島の白木地区。
現在のあじさいはどうなっているのでしょうか。見に行ってみました。
白木地区の場所
白木地区は敦賀半島の先端に位置する、いわゆる辺境にあります。白木には「門が崎」という景勝地もあり、蒙古襲来伝説なども伝わっています。
アクセスは乏しく、おそらく自動車で行くのが無難です。
その地区の西側の一角にアジサイの道があります。
白木のあじさい
撮影は6月20日。見ごろは6月中旬から下旬辺りかと思います。
白城神社前
白木地区のあじさいで最も見ごたえのある場所ではないかと思う、白城神社前のあじさい。
白城神社には赤い欄干の橋もあるので、鳥居や橋などと併せて見るのも良い物です。
神社前には、入口の両サイドにアジサイが咲いていますので、地区の神社もあじさいの様相となっているというのは、地区が紫陽花のまちであるという象徴のような所ですね。
海までのあじさいの道
神社前から港へ抜ける集落の端にある小さな道が紫陽花の道となっています。
様々な色のあじさいが咲いています。
ただ、所々枯れたり咲いていなかったり、別の草木が出ているところもあるので、ずっと続いているという感じではないです。一応花自体は見頃の時期だったので満開なはずです。前はもっとたくさん咲いていたのでしょうか。
敦賀市のホームページの平成18年の記事によると、前区長の方が30年近く植え続け、1万株までいっているそうです。
確かにこの道沿いはほとんど紫陽花の木のようです。
もちろん今でも紫陽花の道は健在です。
道を歩いていると美しいアジサイが点々と固まって咲き誇っています。
前はもっとすごかったのだろうなと、思えてしまいます。
海蔵寺
紫陽花の道や白城神社から少し離れた場所、集落の中心辺りに海蔵寺があります。ここにも紫陽花が咲いています。
神社に咲いているあじさいと寺に咲いているあじさいとで、集落の要地2つに咲いているというのがなんとも意味ありげでよろしいです。
基本情報(アクセス)
最寄り駅は、JR敦賀駅からバスに乗り換え菅浜線白木バス停下車。
自動車では敦賀ICから29分。
駐車場はありません。港での駐車や集落内無断駐車はやめましょう。
私の場合は、白木地区の方が運良く外にいらっしゃり、あじさいの事をお聞きし、集落の一角に駐車のご許可をいただきました。
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