葬送文化

敦賀市

敦賀市和久野の火葬と土葬の歴史~村の歴史から見えてくる【敦賀市】

福井県敦賀市粟野地区の和久野。ここではかつて火葬と土葬の両方を行っていた。取材を機にその文化を見ていきます。村の成り立ちからの違い、そして土葬の跡、火葬場跡、町営火葬場への移行の年代を見ていく。
越前市

骨橋と極楽三昧の言い伝え【福井県越前市千福】

福井県越前市千福の枝村山麓に大岩があり、その上に碑が立っている。かつて死人が出たときに棺に入れてこの大岩に置くと、山腹にあったという極楽三昧にて火葬されていたという。
若狭町

安倍晴明の墓がなぜここに ~無悪埋葬地と五輪塔【若狭町】

福井県若狭町鳥羽無悪の両墓制土葬地(サンマイ)に陰陽師安倍晴明の墓という五輪塔がある。なぜここにあるのかの理由として当区に伝わる伝説を見ていく。どこにあるのかどんな場所なのかも写真付きで掲載。土葬地の真ん中にあるので、無理な人もいるかもしれない。
おおい町

尾内の両墓制 ~土葬墓と石塔(浄眼寺)の関係【おおい町】

福井県おおい町尾内(読み方は「おない」)の両墓制を見ていく。現在の土葬地(埋め墓、サンマイ)と浄眼寺裏の石塔墓(参り墓)を訪ねた。花立や棺台、五輪塔など現存し、資料から霊屋、ミハカなど、昔の死生観も見ていく。
美浜町

美浜宮代にあった両墓制の土葬地 ~かつての埋め墓は今【美浜町】

福井県嶺南地方若狭地方はかつて「土葬」が多く行われていた。美浜町も近年まで多くの地区が土葬をしていた。両墓制という埋葬墓と参り墓を分ける墓があった地域がある。その一つ宮代へ赴いた。宮代という地名はかつて「御社」と書いていたようで、やはり彌美神社の鎮座地ということからその名が来たという。