福井県

美浜町

六体地蔵石仏について~宮代彌美神社鳥居前の石仏~【美浜町】

福井県美浜町に有名な彌美神社がある。その鳥居の前に謎の石がある。そこにはかすかに六体の石仏が見え周りにも石仏が並んでいる。これはいったい何なのか。今回この石仏について『わかさ美浜町誌』から見て行く。
高浜町

若狭和田駅から延びる海軍火薬庫廃線跡【高浜町】

福井県高浜町若狭和田駅からかつて延びていたという海軍火薬庫への支線をたどる。かつてはヤードがあり、そこから南西へ延びていたという。実際に今でも枕木やレールの跡が残っており、廃線跡も道路で形をとどめる。
あわら市

土中出現大地蔵伝説~金津惣持寺にある地蔵尊のいわれ【あわら市】

福井県あわら市金津町内の惣持寺境内の山際に大きな地蔵尊が祀られてある。この地蔵は織田信長と一向一揆の戦いの遺物とされており、地蔵橋になっていたものだという。
鯖江市

地蔵橋の伝説~鯖江内北陸道と織田軍侵攻の歴史遺構【鯖江市】

福井県鯖江市鯖江市街地に地蔵橋という地蔵尊がある。今回この由緒と言い伝えを見ていく。かつて織田信長率いる軍勢が朝倉へ攻め入る時、ここ鯖江の長泉寺と争い焼き払った歴史があり、その一つの遺物。後に北陸道の橋となりこの名前が付けられたという。
敦賀市

狐が辻子の伝説「たいことキツネ」~浄蓮寺と三島稲荷神社【敦賀市】

福井県敦賀市大島。ここにはかつて稲荷明神があり、まんが日本昔ばなしの題材となった民話が伝わる。人と狐の穏やかで優しい昔話。その舞台を巡る。空襲でなくなってしまったものもあるが、今も稲荷神社や浄蓮寺が現存しており、伝説を感じることができる。
おおい町

勧請板・蛇縄~若狭大島半島の厄除けのオコナイ~【おおい町】

福井県おおい町若狭大島半島の集落に道の上に縄が張ってある。これを勧請縄とか蛇縄とか言う。災厄から村を護る結界のようなもので御祈祷は村のオコナイである。この風習の一部。村の蛇縄を見ていく。
おおい町

若狭父子の土葬地と時代の流れ~ミドリトウバあり【おおい町】

福井県おおい町父子。この地はかつて土葬両墓制または単墓制であった。今回お寺で土葬についてのお話を伺えたのでここに記す。現存する土葬地も許可の下でここに掲載する。
小浜市

若狭彦姫神社と泊の名前の由来~御祭神と竜宮伝説【小浜市】

福井県小浜市内外海に泊という漁村がある。その中に若狭彦姫神社がある。泊はかつて若狭彦姫が若狭国巡行の際に一泊した場所であり、山の神と海の神の竜宮伝説などもある神にまつわる話が多い漁村である。神社がまさにそれを伝える場所となっている。
敦賀市

常宮神社奥の院の祠~西方ヶ岳の岩場・伝説と口伝の合致【敦賀市】

福井県敦賀市常宮神社は気比神宮の奥宮であった歴史がある。しかしさらにその常宮の奥の院があるのだ。裏山に祠があり、今も祀ってある。どこにあるのか。その行き方の記録と宮司さんの話、高僧伝説を絡めて記録してゆく。
敦賀市

常宮神社~奥宮・龍燈の松伝説など歴史と梅・紅葉の四季【敦賀市】

福井県敦賀市常宮神社は海に面する。気比神宮の奥宮であった歴史、朝鮮鐘、蒙古など伝説と歴史が刻まれる。駐車場は境内にあり。読み方や御祭神、ご利益なども掲載する。雪に蝋梅、秋の紅葉、絶景の拝殿など景観も素晴らしい神社である。
敦賀市

気比の松原の一夜松伝説・歴史と逸話~冬の絶景や石碑など【敦賀市】

福井県敦賀市の海岸線に日本三大松原の気比の松原(読み方は「けひのまつばら」)がある。氣比神宮の社地として名前の由来となっている。歴史の一端を担ったこの場所には、戦時の石碑や歴史、蒙古襲来伝説など伝わり、また四季の絶景も味わえる福井県、敦賀市の名所となっている。
おおい町

若狭大島宮留の八幡宮跡~村の氏神、第三の神か【おおい町】

福井県おおい町若狭大島半島の宮留集落の平地に茂みがある。そこにはかつて八幡宮があったとされ、今でも石碑や鳥居などが残っているという。この八幡神は大島にとって大切な神社であったという。
おおい町

島山神社・余永神社~大島の産土神とニソの総社【おおい町】

福井県おおい町若狭大島半島にある神社。ここは大島の産土神と境内社にニソの杜の開拓二十四祖神総社であるとされている神が祀られるとされる。由緒や境内、現地の現在の様子を記録する。
おおい町

若狭大島半島のサンマイ葬制事情と現状~土葬から火葬へ【おおい町】

福井県おおい町大島半島。ニソの杜が有名な地域でニソの杜と埋葬の関係もささやかれる。ここではつい最近まで両墓制による土葬が行われてきた。今もサンマイが残る場所もあれば消えたところもある。また整地され面影を失った場所もある。そんなサンマイ事情を郷土史や地元の方の話から記録していく。
おおい町

大島半島のニソの杜とその現在~禁足地というより…【おおい町】

福井県おおい町大島半島に「ニソの杜」という禁足地とされる場所がある。ニソの杜とは何なのかというと簡単に言えば家ごとのお社が祀られている森のこと。古くからの祖霊信仰らしい。心霊などと一緒に検索されることも多いようではあるが、全く心霊とは関係なく聖なるもので、むしろ失礼なのでやめましょう。
おおい町

熊野神社(下三重)~由緒御祭神と毒蛇伝説【おおい町名田庄】

福井県おおい町名田庄三重の下三重にある神社。歴史が古く神社の境内が神さび、参道も長い。祭神や社由緒を見ていくと共にこの神社に伝わる毒蛇の伝説を見ていく。駐車場も近くアクセスは良い。